筑波大学の留学生の研修旅行を歓迎交流しました
- 教教 わくわく倶楽部
- 2022年11月5日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年11月7日

2022年11月2日・3日、筑波大学の留学生一行の研修旅行をお迎えし、学生と交流しました。
一行は、ソロモン、ナイジェリア、オマーン、フィリピン、ブラジル、韓国などのさまざまな国から日本に国費留学生として筑波大学に研修に来た世界の学校の先生です。今回は広島での文化体験と平和研修として、どのような平和教育の実践が行われているかをテーマに広島の学校訪問と原爆資料館の視察などを行います。
※一日目の様子は掲載準備中!
二日目となる今日は被爆者の八幡照子さんの被爆体験講話を伺った後、平和記念資料館を見学。午後には宮島を散策して満喫したのち、もう一度戻ってきて慰霊碑の前で平和の祈りを捧げて解散となりました。
広島大学からは、宮本助教と劉助教に加えて松本真奈さん、横峯果苗さん、宮地里奈さん、大玉琴音さんが参加しました。
朝から一行は元気満タン、顔合わせののち原爆ドームへ歩いていきました。
平和追悼資料館にて、被爆体験講話を八幡照子さまにお話しいただきました。八幡さまは8歳の時に爆心地から2.5kmはなれた己斐で被爆。戦争に向かう日本の当時の状況と、被爆後の広島で目撃した出来事をお話しいただきました。

体験講話をしてくださる被爆者の方は30名ほどとなられたそうです。その中で八幡さまは英語でご自身の体験を話されることを決意され、いちから英語を学び、練習に練習を重ねて全てを暗記され、私達にご自身の言葉そのもので体験を話してくださいました。自身の言葉で綴られた一言一言の体験を会場にいた全員が受け止めました。八幡さまの想いと影のご尽力がいかばかりか計り知れませんが、その想いはしかと一人ひとりが受け止めました。
つづけて平和記念資料館の展示を視察しました。世界中の学校の先生で、中には歴史教育を教えている先生も。資料館の展示資料も一部新しくなっており、過去の出来事とそれに巻き込まれた人々の日常に思いをはせる時間となりました。
午後にはフェリーで宮島へ移動。快晴の文化の日ということで観光客がたくさん訪れていました。にぎやかな観光地というのはやはり心躍ります。学生と研修生で楽しく交流しながら散策しました。
宮島で記念撮影をして、秋を楽しみました。

市内に戻るとあたりは夕暮れ。平和記念公園は静かな祈りの時を刻んでいました。最後に慰霊碑の前に集まって、広島から届ける平和の想いについて広島大学のコーディネーターから述べ、散会となりました。

一行との出会いを惜しみつつ、別れました。

学部一年生・二年生の四名は英語で楽しく研修生と会話していました。帰りの電車でくたくただったでしょうに、それでもまだ元気余っていました。
楽しい時間をありがとうございました。
「とても楽しく貴重な経験をさせていただきました。語学力や会話力の未熟さを実感しつつも、世界中の文化や考えに触れる楽しさを学びました。今後の生活に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。」(学部一年生 横峯果苗さん)
「様々な国の方々と平和についてともに考え、時間を共有することができとても有意義な活動でした。また、もっと英語を勉強したいと強く思うことができました。」(学部二年生 宮地里奈さん)














































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