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教教の日常 ― 学部生編

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教教での行事や日々の生活を学生目線で紹介します。

教育学プログラムの内容

教育目標

教育学系コースは、次のような教育理念に基づいて学生指導を行います。
 教育学は人間と社会に関わる諸科学と密接な関連をもちながら発展してきた学際的な学問です。とくに近年、その研究は広範囲に及ぶとともに専門分化も著しいものがあります。このような状況に対応するため、教育学系コースの教育は、幅広く深い教養と関連諸科学の専門的学識に基づいて、人間形成の視点から教育諸科学の知識を統合し、教育に関する識見と総合的な判断力をもつ創造性豊かな人材の形成をめざしています。

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このような教育目標を、学部4年間の到達目標として明確化すれば、以下のような資質、能力を具備した卒業学生像がイメージできます。

  1. 人間性に対する深い洞察を可能とするような幅広い教養を有する。

  2. 教育科学及び関連諸科学の専門的学識を有し、人間形成の視点からこれらを統合的に把捉する能力をもつ。

  3. 教育諸事象に対する高い識見と総合的な判断力をもつ。

  4. 学部教育において身につけた学識や能力を、社会での実践に活かそうとする意欲や姿勢を保持する。

  5. 生涯にわたって自らの学識や能力を開発しつづけるための自己学習力と創造性を有する。

到達目標

さらに、上記のような資質や能力を身につけるために求められる具体的なスキルとしては、以下のものが例示されるでしょう。

  1. 社会的な相互行為調整能力

  2. 課題発見、思考、判断、解決の能力

  3. 外国語を含めたコミュニケーション能力

  4. 情報化に対応できるコンピューター・リテラシー

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以上のような到達目標は、教育学系コース生のすべてが基本的に4年間で達成すべきものです。それとともに、コース卒業生の社会における活躍分野、学生個人の志向性により、共通的なミニマム・エッセンシャルズの部分と多様性に対応する部分、ないし共通的・重点的目標と個別的・発展的目標とに区分すこともできます。幅広く深い教養と教育関連諸科学の専門的学識は、教育学系コースのすべての学生に共通するいわば共通的・重点的目標です。
 大学院への進学をめざし教育学研究の道を志向する学生には、さらに高度な学識や思考力、研究のためのスキルが求められます。教育の実践的分野での活躍を志向する学生には、とくに実践への意欲や課題発見、解決の能力が求められるでしょう。教育行政をはじめとする公務員職、また各種の企業での活躍を志向する学生には、社会的相互行為調整能力、事業企画、責任遂行の能力が求められるはずです。教員資格やTOEFL試験等も個別的・発展的目標に関わるものとして挙げられます。
 以上の教育目標、到達目標を具体化したものが、教育学プログラムです。

卒業要件

教育学系コースの卒業要件を修得単位数で表すと、外国語を含めた教養的教育科目を46単位、コース専門科目、選択科目、卒業論文の専門的教育科目を82単位、合計128単位を修得しなければなりません。これにより幅広い教養と深い専門的学識の修得を卒業の要件としているわけです。

教育学系コースにおける専門的教育科目の修得要件の特徴は、教育学専門科目が56種類、哲学・歴史的科目から、社会学・教授学・社会教育学・行政学・比較国際教育学・経営学的科目、幼児教育学的科目まで、幅広く開講されており、これらの科目の中から重点的、また発展的に履修できる点にあります。

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また、専門的教育科目中の選択科目の修得要件として28単位を設定し、コース専門科目の履修により教育学系コース学生としての共通的・重点的教育目標の達成を図ると同時に、他コース・他学部の開設科目の選択的履修によって、発展的・個別的な目標の達成を期しています。
 教育目標の達成評価に関しては、制度的には履修科目の成績認定という形式で、各科目担当教官によるそれぞれの観点からの評価が積み重ねられ、卒業要件を満たしているか否かが判定されます。しかし教育目標に示したような資質・能力の到達度評価、及び卒業生個人の総合的な質の評価については、卒業論文指導教官、すなわち2年間にわたり直接個別的に教育指導にあたる担当者の果たす役割が大きく作用します。単に完成された論文についてのみならず、その作成過程において学生の教養、学識、課題発見能力、思考力、意欲、態度、必要とされるスキル等々、教育学系コースの教育目標すべての育成が図られ、評価され、その結果が卒業論文成績として示されます。

学生のインタビュー

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