李睿苗さん(幼児教育学研究室)の学外プラクティカムを実施しました!ー同じ留学生として李睿苗さんの教壇実習を聴いた感想-
- 教教 わくわく倶楽部
- 20 時間前
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2025年6月3日、中国短期大学の教室にて、李睿苗さん(幼児教育学研究室、D3)の教壇実習を見ました。
授業テーマは「海外の幼児教育の環境について知る」でした。

留学生の自分にとって、盛り上がっていた授業の様子を現場で見ることができただけでなく、李さんの実習からたくさんのことを学ぶことができました。
とくに一番印象深かったのが、香港と台湾と日本の幼児教育の各「環境」について学生に気づいてもらおうと、李さんが仕掛けていたことでした。李さんが組んだ授業内容のなかには、在日外国人(留学生)の視点から異文化理解に関する個人的な経験の紹介から、異なる社会環境や異なる教育現場の中で異文化理解に関する経験が構築されている、という認識を学生たちに伝えたことがあり、とても印象にのこりました。同じ外国人としての私にとっても、とても参加してよかったと思える授業参観となりました。
教壇実習本番後、お昼を挟んでの事後検討会も開催しました。事後検討会で受講生や先生方のコメントを聴いたら、「授業を教える」ことに対してより一層認識を深めることができました。
外国人研究者としての視点で自分の個人的な経験やPh.Dの研究内容について紹介することに挑戦していくこと以上に、自分と異なる環境で育てられ、異なる社会現実にこれから直面しなければならない学生たちの将来の実践に対し、これから自分が授業をしていくことになる場合、学生にとって役立つ知識をいかに教えることができるかといった視点での授業づくりをきちんと考えなければならないと考えました。
それは簡単なことではないと知っていますが、李さんの教壇実習を見たら、自分も授業を教えることを楽しむことができるようになり、自分の能力と経験を生かして自ら教職Pの授業をやってみたいと思うようになりました。
比較国際教育学・D1 呉 凡