市川博文さん(教育方法学研究室)の学内プラクティカムⅡ教壇実習を実施しました!
- 周艶芳
- 1月21日
- 読了時間: 2分
2026年1月19日、博士後期課程・教職P(教職実践力育成)の学内プラクティカムⅡが行われ、市川博文さん(教育方法学研究室)が授業を担当しました。テーマは「教育方法の基本技術:板書と発問の技術とノート指導・学習履歴」。

授業は、「教師は“教えたいもの”を持たねばならない。しかし、それを直接に教えてはならない」という言葉の確認から始まりました。そのうえで、市川さんは受講者に問いを投げかけます。
「では、どうすれば“教えたいもの”を“学びたいもの”に変えられるでしょうか。」
受講者からはさまざまな意見が出され、そこから「質問」と「発問」の違いへと議論が展開されました。単に答えを求める問いではなく、思考を揺さぶり、子ども同士を出会わせる問いとは何か。具体例を挙げながら、発問の構造が整理されました。
また、子どもの“つまずき”をどのように授業全体の問いへと転化するかについても取り上げられまし
た。一人の疑問や誤解をきっかけに、クラス全体の思考が動き出す過程を紹介しながら、受講者自身にも「その場でどう応じるか」が問われました。講義でありながら、随所で意見交換が行われ、対話を通して理解が深められていきました。
後半では、発問を軸とした板書の構想について検討が行われました。板書例を提示し、「どこが思考の手がかりになっているか」「どの部分が子どもの考えを可視化しているか」といった点について受講者とともに確認。板書は記録ではなく、教師と子どもの共同創造物であるという視点が共有されました。

ICT活用が進む今日においても、黒板という一枚の空間をどう構想するか。その問いは、発問と板書を通して、教師がどのような授業をつくろうとしているのかという姿勢そのものに関わるものであることが示されました。










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