夏休みも大忙し
- 教教 わくわく倶楽部
- 2023年7月31日
- 読了時間: 3分
暑い日が続いています。
受験生の皆さんは、この夏が頑張りどころだと思うので今から忙しい日々を過ごしていくのだと思います。
勉強するだけでも気が滅入ってしまうのに、これだけ暑いと大変さが倍増すると思います。
本当に身体には気をつけて!
もちろん受験生ではない人たちも、それぞれの忙しさを抱えていると思います。
それぞれの忙しさはあると思いますが、暑さに負けずに一緒に頑張っていきましょう!
受験生の皆さん、そして受験生ではない皆さんが頑張っているのと同様に、
学校の先生達もこの夏休み、頑張っています!
一昔前(いや、大昔)の学校の先生は、「夏休みはゆっくりしている」というイメージも有りましたが、昨今の先生たちは夏休みも大忙し。
たとえば、研修等に参加して研鑽を積んでおられる先生方はとても多いのです!
今回のブログは、学校の先生方が参加されている研修会に参加させてもらったときの様子を記事にしたいと思います。
今回の研修会では、「深い学びを引き起こす道徳教育づくり」をテーマにされていました。
小学校や中学校で務められている先生方が集まって、道徳の授業をどう作っていったらいいのかを話し合いました。
ただ、この研修会は、授業の作り方だけを考える会では有りません。
道徳の授業で取り扱う内容について、先生たちが深く思考を巡らせることによって、
教える内容そのものを深く理解しようとする意図がある研修会となっていました。

今年度はすでに2回行われており、今回は3回目。
「公正・公平・社会正義」という道徳に関する項目について深く思考を巡らせました。
先生方がいろんな話をしていましたが、一つ取り上げてみますね。
「就職するとき、障害者枠や、(社会的に女性の社会進出を応援するという意味で)女性の採用を優遇するといった、「特別な採用枠」を作ることで、公正・公平は保たれているのか」という問題があります。
たしかに、これまで劣遇されていた人たちに対して、特別な枠によって採用することで、不公平のあった状況を是正する働きはあるのでしょう。ただ、不公平が是正されようとするタイミングで就職をしようとする特別な枠にあてはまらない人たちは、公平に扱われているとみなすことができるのでしょうか。この問題に対して、公正さの基準をどこに置くかで、公平な状況が変わってきますよね。
事態は単純では有りません。ただ、このような事例等を検討しながら、どのように道徳を考えたらいいか、どのような道徳教育をデザインすれば、「公正・公平・社会正義」について一面的でない、深い理解ができる授業ができるのか。
をみんなで考えていました。
道徳って「こうすればいい」って答えがあるわけではないから、その分一人ひとりの考え方が大切になってくるのだと思います。
私は、学校の先生達がそれぞれにどうやって授業をしたらいいのか考えているのをみて、いろんな発想を知ることができ大変勉強になりました。

学校の先生達もこの暑い夏、熱い議論をしながら頑張っています!







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