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ドイツでの研究

  • 教教 わくわく倶楽部
  • 2023年11月6日
  • 読了時間: 2分

こんにちは!

私はこの夏、ドイツに長期の研究調査に行ってきました!今日はそこでの生活をご紹介します。


まず訪れたのはライプツィヒです。

ここではライプツィヒ大学図書館にこもりながら、文献を収集し、ドイツ語を訳し続けていました。日本で海外文献を集めようとしても、大学図書館に集録されていなかったり、他大学から取り寄せをしたりと大変なことも多いですし、いざ取り寄せてみても「なんか違うかも、、、」となることもしばしば。ですが、現地であればそんなお悩みは露知らず。とにかくたくさんの文献にあたりながら、収集ができました!

また朝から学生たちがたくさん図書館に集い、研究や課題を進めている光景や、外のベンチで議論を交わしている様は日本と変わらず、会話はしていませんが刺激をもらっていました。


ライプツィヒ大学近くにはRBライプツィヒというフットボールクラブのスタジアムや練習場があり、休みの日にはそこに見学に行き、ドイツ文化のお勉強をしていました。(もちろんドイツビールとともに)

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RBライプツィヒクラブハウス
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最高においしかったビール

次に訪れたのはチューリンゲン州のバート・ブランケンブルクです!

ここはフリードリヒ・フレーベルがキンダーガルテンを創設した場所であり、現在は博物館があります。そこでは主著『人間の教育』の原文や「恩物(Gabe)」の再現など、「これが!」と思わず唸る展示でした。併設されたワークショップスペースでどのようなことを教えているのか、フレーベルが現代にどのような影響があるのかについて博物館の管理の方と議論を交わし、良い時間となりました。


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フリードリヒ・フレーベルの胸像

また都会のライプツィヒとは打って変わって「田舎」の景色でゆったりとした時間の流れる場所でした。西条の穏やかさとはまた違いながらもなんだか落ち着きました。



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宿泊地のルドルシュタットにあるHeidecksburg Castleからの景色

今回私は広島大学の博士課程後期学生支援プロジェクトの次世代フェローシップの資金を活用し、長期調査に行ってまいりました。外部資金があることによって国内外への調査研究や書籍の購入など院生の自己負担を減らしながら研究が遂行できるというメリットがあります。教教にも外部資金をとっている院生がたくさんいますので是非お話を聞いてみてください!

ではまた!

(文責:金原)

 
 
 

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