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  • 教教 わくわく倶楽部

おかえりなさい福田先生

ドイツでの在外研究から帰ってこられた福田先生の帰朝講演がありました。

福田先生は教育方法学所属の先生です。

(まだ教員紹介ページが整備できていなくてすみません・・・)

今回「越境する生活指導研究ーその可能性と課題」というテーマでお話しいただきました。



まず「越境する」というキーワードが気になりませんか?

生活指導というのは、日本生活指導協会が発刊している『生活指導事典』(2010)によると「一人ひとりの人間に生きてありたいという存在欲求に応答して、その人が必要とし、要求している生活と行き方・在り方を共同してつくっていく営み」と定義づけているそうです。

学校で行われている生徒指導は「チャイムが鳴ったら着席しましょう」とか「授業中には私語はしないようにしましょう」といった浮かんでくるのではないでしょうか。

ですが、先の定義によると、学校という場だけではなく様々な対象や領域が生活指導に関わってくることが見えてきます。

生活指導はその様々な対象や領域に広がって考えていかなければならないという点で、「越境」という言葉が用いられています。


福田先生は今回ドイツのライプツィヒ大学やブレーメンの学校での研究のご様子を話してくださいました。

日本を飛び出してドイツに越境すること。

学校と児童青少年福祉、貧困、移民、障害者等の越境を調査することで見えてくる、ドイツの学校での実践や教育課程。

ブレーメンの学校で行われていが教育実践についてや、福田先生がライプツィヒ大学で行った講演についてお話しいただき「越境」というキーワードをもとに見えてくる生徒指導についてお話しいただきました。


福田先生にとって今回の在外研究は、「広島大学で研究・教育を進めていく上での一つの方向性を示すもの」だそうです。

みなさんも広島大学に入学して福田先生の研究について話を聞いてみてください!






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