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スウェーデンからGoran Basic先生が来日!

  • 教教 わくわく倶楽部
  • 2024年3月17日
  • 読了時間: 2分

 2024年2月26日、28日に、松田弥花先生(社会教育学)の知人であるGoran Basic先生が広島大学を訪問されました。

  Goran Basic先生は、リンネ大学(Linnaeus University)の社会科学部教育学習学科(The department of pedagogy and learning, faculty of social sciences)の准教授で、学校や大学、青少年ケア等における様々な関係者間の社会的及び教育的プロセスと協力に関する研究をされています。(詳しくは、こちらをご覧ください。)

 

 26日には、ミニレクチャーと学内散策が行われました。ミニレクチャーでは、先生方や参加した学部生、院生が英語で自己紹介を行った後、Goran Basic先生より社会教育学研究の方法論についてお話いただきました。

 その後、Goran Basic先生に学内をご案内し、広島大学内のMIRAI CREA(ミライクリエ)で一緒にコーヒーを飲みました。スウェーデンでは毎日コーヒーを5、6杯飲むそうです。他にも、スウェーデンの湖が冬にはスケート場になっている写真や、公園の雪景色の写真を見せていただきました。


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学内散策の様子


 28日には、スウェーデンのSocial Pedagogy(社会教育学)とインクルーシブ教育についての講義が開催されました。青少年と薬物乱用の治療に焦点を当てた研究の内容や、困っている人に対して共感的であるという社会教育の役割などをお話いただきました。

 特に興味深かったのは、スウェーデンでは近年、社会教育を専門とする支援員が更正施設だけでなく学校にも勤める傾向にあるそうです。これは、学校においても青少年のアルコール依存や楽物乱用が問題となっているためだそうです。

 

 2日間のGoran Basic先生との交流を通して、スウェーデンという国の魅力をたくさん知りました。また、スウェーデンの社会教育や、厚生施設や学校で働く支援員の養成等に関して、もっとたくさん勉強したいと思いました。

 

 講義後は、Goran Basic先生を囲み、参加者全員での写真撮影が行われました。


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Goran Basic先生、実り多い2日間をありがとうございました。


 

執筆者:中本寿江(社会教育学研究室)

    大山美桜(社会教育学研究室)

    小笠原愛美(教育哲学研究室)

 
 
 
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