去る12月9日（日）、学部3年生の卒業論文構想発表会が開催されました！
講座主任の曽余田先生をはじめ先生方、大学院や4年生の先輩方、教教04の後輩たちにお越しいただき、朝9時から夕方16時過ぎまで行われました。
一人ひとりが各々の問や研究方針について発表し、活発な質疑応答が交わされました。
卒論は教教が伝統的に大切にしているものでもあり、学生にとってはそれまでの学びの集大成でもあります。
徹夜を重ねた人、研究室や学生控室にひたすら籠った人、辞書を片手に本や論文と一語ずつ格闘した人、激しい自己内対話を繰り返した人……。
たった2ページのレジュメに、一人ひとりの体の底から湧き出る問いと、それを磨いてきた大変なプロセスが秘められています。
はじめの全体会で曽余田先生から「対話を大切にしてほしい」という言葉がありましたが、その言葉通り質疑応答では、聴衆からの鋭い問いにも諦めずに向き合い、粘り強く応答しようとする姿が多く見られました。
発表がうまくいった人/いかなかった人、自分の研究に自信を持った人/揺さぶられて迷いが出た人、それぞれ得たものは違いますが、
準備期間を通して、みんなが自分と向き合い、他者と向き合う、充実した時間を過ごせたと思います。
この場所でみんなと学び合えるのもあと残り１年……。納得のいく卒論に仕上げられるよう、私たち教教03は最後まで楽しく進んでいきます！