地域と学校の協働の動向と実践的課題について調査するため、2022/09/3-5に北海道ニセコ町に訪問調査を行いました。
昨年度から、教育行財政学演習と教育方法学演習の授業の中で共同研究に取り組んでいます。今回の調査の目的は、学校を軸とした地域づくりの実践的展開、とりわけ学校運営協議会（コミュニティ・スクール）を軸とした学校と地域の協働に係る実践的展開の特質と課題をインタビューを通して明らかにすることです。
（学校運営協議会について詳しくはコチラ→https://manabi-mirai.mext.go.jp/torikumi/chiiki-gakko/cs.html）
今回北海道ニセコ町に注目した理由は学校運営協議会の設置形態に特徴があったからです。北海道ニセコ町では、2017年度に学校運営協議会を導入し、町内の幼児センター、
ニセコ小学校、近藤小学校、ニセコ中学校、ニセコ高校の１園４校合同で設置されており、幼小中高が連携した取り組みを展開しています。
２泊３日の中で、ニセコ町の社会教育施設等を訪問・散策し、スクールコーディネーターの青山さん、コミュニティ・スクール委員長の山野さんにインタビューを行いました。
COVID-19の影響で、訪問調査をすることがなかなか難しかった時期もありましたが、改めてその土地に行き、街を歩き、その場の空気に触れることの大切さを改めて感じることができました。