東広島 秋の風景とお米づくりクイズ
- 教教 わくわく倶楽部
- 2021年9月19日
- 読了時間: 2分

広島大学は広島市の東、酒の都西条にキャンパスを構えています。
台風一過、西条はたわわに実る収穫の季節になりました。秋風は涼しいですが、今日はとりわけ日差しが強いです。
近くの農家さんにお話を伺いました。みなさんはわかりますか?(答えは一番下)
1「お持ちの田んぼ(だいたい30m×40m)からどれくらいのお米がとれるのですか?」
2「なぜ台風の前に稲刈りをするんですか?」
3「どのくらいもうかるのですか?」
4「(コンバインなど特殊な車は意外と共用しないそうで)それはなぜですか?」
もうすぐ十五夜、満月とキャンパスをまたお届けいたします。
(答え)
1―30kgのお米が60袋くらいだそうです。1.8t。すごい量!一人では食べられない+貯めたり分け合う文化が育つのもよくわかりますね。
2-稲穂が水につかると芽が出ちゃうからだそうです。僕はなんかいたんでしまうのかなとおもっていたのですが違いました。
3-伺いましたが具体的な数値は秘密です。しかし、機械を使う前の牛を使っていた時代は、子牛を買って、堆肥や田植え仕事や雑草ぬきをすべてしてもらったうえで、翌年大きくなったら数倍の値段で売れるそうで、また新しい子牛さんを買って利益を出し、経済を回していたそうです。牛を育てることも田んぼを耕すことも、人間がお金と収穫を得ることも全てが小牛さんを中心に経済が回る時代だったそうです。機械は堆肥も出さないしおいしいお肉にもならないどころか修理と維持費がかかる。そうなると、大規模農業をしないかぎり、小規模農家さんはそこまで儲けがでるわけではないそうです。
4-使う時期が毎年だいたいかぶってしまうそうです。田植えの時、農薬をまく時、収穫の時。みな仕事があって週末にやると天気や都合がかぶると、機械一台を譲り合いがうまくいきませんね。(もちろん農業専門の方や地域によって農家さんの関わり合いは大きく異なると思います。)
オンラインが活性化した今日、こうした「じかの声」のインタビューを学校教育に持ち込めないものかと思索しています。
執筆:みやもと



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