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#02 INTERVIEW

大学院生インタビュー

金弘 実久

教教の日常

博士課程前期1年生(2021年度入学)

教育社会学研究室所属

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広島文教大学教育学部出身

Q.

教教に入学してどうですか?

A.

学部では教科教育中心に学んでおり、教育学の授業はあまり受けてきませんでしたが、教育学には学部時代からも興味があったので、今学んでいる学習内容はとても勉強になるなぁと感じています。大学院は真面目な雰囲気で、教育について考えていることなど、身近な人にも気軽に自分の考えを話す機会が多くあって学部の時よりはすごくいい環境だなと思います。指導教員の学部の授業にアシスタントとして参加することもあるのですが、教員の指示に対して学部生の理解が早く、すぐに行動に移せていて広大はすごいなと思いました。

Q.

大学院での授業はどうですか?

A.

前期は授業を詰め込みすぎたのもありすごく忙しかったです。特に専門の授業では、外国語文献を読むことや教科書分析などレベルの高さに勉強不足を感じました。専門外専門(他プログラム専門科目)の授業も専門チックで、専門の授業との兼ね合いで大変でしたが、どちらもためになり面白かったです。

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Q.

修了後はどのようなことをする予定ですか?

A.

今後の進路はまだ未定です。博士課程後期への進学も視野に入れていますが、研究が始まったばかりなのでまだ何とも言えません。今は漠然と進学か就職かなとは思っていて、修士論文構想発表会の後に考えるつもりです。

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Q.

なぜ大学院に進学しようと決めたのですか?

A.

学部入学当時は小学校教員になりたかったため大学院進学は全く考えていませんでした。しかし、教育実習等を通して教員として働くのは向いていないなと思っていた時に、学部時代の指導教員からの助言で教教に進学を決めました。キャリア教育について主に研究をしているので、教育社会学研究室に所属することを決めました。

Q.

院試に向けてどのようなことをしましたか?

A.

学部3年生の前期には院試を受けようと決めていて、3年生の後期には研究室訪問に伺いました。研究室訪問の時に山田浩之先生から三冊の本をお借りしたのですが、教育社会学とは何かを学ぶ上でとても参考になりました。具体的な院試の勉強方法としては、広大の図書館で写した過去問を解いたり、教育学キーワードのような本で知識を増やしたりしていました。出願時に研究計画を書かなければならなかったので、そのために研究関心であるキャリア教育についての本も読みました。勉強した内容を友達に話して聞いてもらったり、関心のあることについて先生の意見を伺ったりしながら勉強を進めていました。

Q.

研究はどのようなことを行っているのですか?

A.

今は教員養成系大学に所属する学生のキャリア意識について研究したいと考えています。今のところ研究のテーマは「進路変更をめぐるキャリア教育の課題と可能性―教員養成系大学カリキュラムを事例に―」として研究活動を行なっています。ゼミは週1回行われていて、前期は3回発表しました。後期は修士論文構想発表会に向けた文献要約やレジュメの作成をしています。研究室は人数も多く、仲が良くいい雰囲気だと感じます。特研(ゼミでの発表)は前に出て発表するスタイルで、尾川満宏先生をはじめ、たくさんの人から厳しくも優しいご指導をいただいています。

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