5月16日(木)に、大矢龍弥さん(西洋教育史研究室)が広島女学院大学にて学外プラクティカムを実施しました。
学外プラクティカム実施の一週間前には、普段の学生の様子や講義の雰囲気をつかむために実際に講義を行う教室に入り、観察実習を行いました。そのあと、先生方や院生を交えた事前検討会を行いました。事前検討会の中では、講義の中で扱う予定の恩物や教具を実際に触りながら、講義の中でどう扱うかを検討しました。
事前検討会の様子
学外プラクティカム本番では、「保育の思想」というテーマで講義が行われました。幼稚園の創始者と言われるフレーベルや、フレーベルが影響を受けたルソーやペスタロッチーの教育観、ならびに、ローマのスラム街に「子どもの家」を解説したモンテッソーリといった人物とかれらの思想背景をてがかりに、「子どもが育つ場所/子どもを育てるべき場所」についての考えを深めていきました。
事後検討会では、保育の思想と現代の保育の現状・課題をどのように結びつけるか、そもそも現代の保育の現状・課題を授業者がどう考えているのか、講義のテーマと最後のまとめのつながりなどが検討の話題に挙がりました。
講義内容の充実度の高さや、最初は緊張がみえつつもやわらかい雰囲気で進む講義が印象的でした!
大矢さん、お疲れさまでした!!
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