2024年の8月21日、22日に国立嘉義大学(台湾)にてAsian Link of Philosophy of Education(以下、ALPE)が開催されました。
ALPEは日本、韓国、台湾をはじめとした東アジア諸国の間で、教育哲学の分野に関する連携を深めることを目指して年に1・2回開催されています。
今回は、広島大学から丸山先生、杉田先生に加えて大学院生8名が参加し、英語でプレゼンテーションをおこないました。
1日目は、朝9時に受付を済ませて、基調講演やマスター、ドクター、若手研究者の発表があり、20時20分に終わるという少しタイトなスケジュールでした。
初めて海外に来て、初めて対面で発表、しかも英語でという院生もおり、大変緊張していましたが、それぞれ立派に発表をこなしていました。
2日目も同様に院生等の発表がおこなわれ、また指定された論文を読み、グループディスカッションをおこなうという時間もありました。
グループディスカションでは、他の参加者が自分の意見を英語でスラスラと話している姿を横目に見ながらなかなか発言できずにいましたが、できる限り自分の考えを話してみようと努力しました。
英語で学会発表する機会はなかなかないので、院生にとっては大変貴重な経験となりました。
また、英語でコミュニケーションをとることの楽しさも覚え、嘉義大学からホテルまで移動するバスの中では、1日目の緊張が嘘かのように楽しく英語でおしゃべりをすることができました。
このような場を用意してくださった嘉義大学の皆さまに心から感謝申し上げたいと思います。
次は2月にソウル国立大学にてALPEが開催される予定です。
英語のスキルを高めて、東アジアの教育哲学研究の更なる発展にみんなで寄与したいと思います。
(文責 髙須明根)
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